第8話

自分でどうにかしなくちゃならない。バイト先の人に相談しようかとも思った。それでも佳加の耳に入るかもしれないと思ったらできなくて。



バイト帰り、歩いて帰る最中、わずかに後ろを歩くことが聞こえ──私は後ろを振り向いた。だけど誰もいない。



誰なの──……



走ってハイツに向かい、私は素早く玄関の鍵を閉めた。はあ、はあと息切れがする。



昔は大毅関係のストーカーだった。


だったら今回も?大毅関係?

ううん、あいつはまだ警察に……警察?まさかもう出てきたんじゃ……。

大毅がどうしているのか私は知らない。まだ警察にいるのか、そうじゃないのか。



大毅関係なの?このストーカーは。




それともまさか父親?

父親が探偵を雇っているとか?

私を連れ戻す気?


もしそうだとしたら、どうして家を出ても付きまとってくるのか。



お願いだから解放してよ…………。

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