第62話

「あれ・・・これって・・・」




さっき水中で見つけて落としたはずの指輪が私の荷物の中に入っていた。2泊3日のスクールサマーバケーションのため部屋に荷物を置いていたはずなのに・・・




「変なの・・・」




「沙妃~、お風呂の時間だって!」



と流歌に言われカバンから服を取りだした。




そして、よくわからないけどとりあえず指輪をカバンの中にしまった。





「今行く!」



そういいながら部屋から出て大浴場へと向かった。




お風呂はとても快適で、食事もおいしく、私は指輪のことを完璧に忘れてしまっていた。




夜になり、怪談話をすることになった。




みんな、校則違反ばかりする流歌を怖がっているが仲間外れをするような人はクラスにいないため、流歌と一緒に話を聞くことにした。





流歌はこの手の話が得意だ。



よく、怪談話をどこからともなく仕入れてきて私に話してくる。




「このビーチって、カップルが自殺した話があるでしょ?-------」





流歌はそういいながら話し始めた。




流歌が話してくれた話は




カップルが駆け落ちした話だった。

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