第37話

変なアプリが他に入っていないか確かめながら、流歌と雑談をしていた。




「そういえば、榊って休みがないの。」





「え、ブラックね」




「ね。休んでいいよって言ったら、私が学校に行っている時間が休みの時間だからいらないって。」





「あんた愛されてるわね。」




「いや、そんなことないでしょ。いつも悪態ばかりつくよ。あの執事。」



まるで主に態度ではないからむかつくレベルに。




「専属執事なんて、ずっとそばにいないといけないからきっとすんごい大変よ。沙妃迷惑かけたらやめられちゃうかもしれないよ。気をつけな。あー・・・でも榊さんって、私たちが学校行っている間が休みなら、何してるんだろうね今。」





確かに・・・何してるんだろ・・・・




気になる・・・




とっても気になる・・・




うーん、でも調べることができる手段なんてないしな。

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