第77話

「ここは神殿よ」



「しんでん??」



「あー…………日本でいうと、リビングみたいなものよ!」




難しい顔をしてわかりやすく説明してくれた。



リビングか。



そう言われたら納得できた。




「長。例の少女を連れてまいりました」




香月さんは中でなにか話し込んでいるみたい。




「結。長は今外出中みたい。長はいないけどみんなはいるから、ほら入って」




言われるがまま神殿に足を踏み入れた。




見たことある顔と見たことのない顔。




覇月さんに烈火に………あとは知らない。




ジッと見つめるふたりの男女。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る