第63話

「それにしてもアンタいい顔してるねえ」



「私は人間よ!」



「ほお?やっぱり人間かい。ちょうどいい。我ら一族は妖怪や高貴な力を持つ一族よりも人間を好むんだよ」



「あなたたちはなに!?」



「アンタ、私らを知らないのかい?」




え?



ニヤッと笑う烏にヒヤッと寒気がした。




「我らは魔道士。妖怪を使い人々を襲うのさ!」




私、まさか、やばい人につかまった??

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る