第50話
「今後男と遊ぶの禁止。……どうしても遊びたいなら俺の前に連れてこい。それからだ。」
「えええ!!!!な……なんで!」
ギロッと睨むももちゃん。……あぁ、これは怖い。……私はぶんぶん縦に首を振ると、ももちゃんは満足したように車を発信させた。
「でも、今日のカラオケはあんまり楽しくなかった。」
「めめ子カラオケ好きじゃん。」
「だって、趣味が合わないから。私の好きなバンドマイナーすぎだもん。……ももちゃんしか知ってる人見たことない。」
消化不良だよ。歌いたかったなぁ……そういえば新曲も入ってたし。
「……仕方ねえなぁ…………明日は1日みっちり勉強だからな。……今日は特別。」
ももちゃんはそう言うと、カラオケに連れて行ってくれて、もう遅いから1時間だけ、付き合ってくれた。
やっぱりちょっとだけ、悔しいけど……カラオケはももちゃんが、いちばん楽しい。……絶対本人には言わないけど。
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