第48話
「あの…………妃芽ちゃんと俺いい感じで、これからここに入るんで。……邪魔しないでください。」
澤部さんはそう言うとまた、私の腕を引っ張る。
「いたっ…………あの、やめてください。私家近いし泊まる必要ないと思うんですけど。旅行でもないのに。」
「は?……ここはエッ「帰るぞ。」
澤部さんが、何かを言いかけていたけどその言葉に被せるようにももちゃんがそう言い私を澤部さんから引き剥がす。
そのままももちゃんの、車に乗せられてその場を去った。
「ももちゃん、なんであそこにいたの?……近くでご飯食べてたの?」
「あー……俺の所有物が、知らない男と遊んでいる情報が入ってきたから、メシは抜けてきた。」
「えっ、どこから!?」びっくりだよ…………
「は?……お前あったんじゃないのか?
有栖川?
あー!!親衛隊隊長の事か!…………この人親衛隊と連絡交換してるんだ……
「〇△高校の、生徒は手が早いって有名だから。連絡くれたんだよ。」
あ……そういえば…………男の中で1人だけ制服違ったわ。……なんで、気が付かなかったんだろ。
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