第47話
「めめ子……何してんだよ。……こんなとこで。」
ドスの効いた……でも、よく知っている声が後ろから聞こえる。
なんか……振り返るのが怖い。
「めめ子!!!!」
「は……はい!!!ごめんなさいっ!」いや、私は何に謝ってんだ?……そして……
なんでももちゃんがここにいるの?
「ももちゃんなんでここにいるの?ご飯食べに行ってるんじゃないの?」
「連絡もらったんだよ。……亜子って子といたんじゃねえの?」
「え?……いたよ?亜子ちゃん達と。」
首を傾げると、「じゃあ、それは?」と澤部さんを指さす。
「え?…………?澤部さん。」
「知らねえよ。そんなの。…………で、そこで何すんの?」
私が聞きたいよ!なんか連れ込もうとしてくるし。帰してくれないし。
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