第46話
「澤部さん、私帰らないと……」
もう暗いし。
「大丈夫だって!あー、でも補導とかされたら面倒だからなぁ……あっ!室内にしようか。……そこは?」
「?」ホテル?
「え?……旅行でもないのにホテルですか?」
なんで?泊まる必要あるの?……家近いし……帰ればいいじゃん。
「妃芽ちゃん、天然?」
「私は天然でも養殖でもないけど……」
「あはは!面白い冗談いうねぇ。そういうのいいから。早く行こ。」
休憩3000円?……何それ。ホテルなのに休憩って、なに?ていうか、こんなギラギラ光ってるホテル初めて見る。
入口も……なんか入り組んでるし……
「あのっ……私本当に帰らないと!」泊まりなんてしたらももちゃんに、叱られるよ!
「えー、ちょっとだけ。妃芽ちゃんも、実はそういうの興味あるでしょ?」
何?そういうの?…………何?どういうこと!?
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます