第36話

ーーーー





「ん……………朝……?」ウトウトしながら目を開ける。




日差しが差し込んできて朝を伝えてくる。





「んー……もう一眠り……」……ん?なんか変な違和感。





なんか……胸あたりに………違和感を感じる。






ムギュっ




「ふぇっ…………ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙……」




「あー?……うるせえなぁ……」





「も………ももも……ももちゃん!!なんでここで寝てるの?」





ここはももちゃんが、用意してくれた私の寝室。




そこで何故か欠伸をするももちゃんは、私のお胸に手を置き、苦情を言い、眠そうにしている。




「お前が俺の服離さねえから……仕方なく。」



確かに……私。服の裾掴んでる。………でも!!でも!!!!




「無理やり逃げればよかったしょ!!何も一緒に寝なくても………って言うか手ぇ離してええ!!!」






「え?……胸?………」手を動かすももちゃん。




寝ぼけてんのか?こいつ。





「ももちゃん!!!!やめろぉぉぉぉ」





「あ……腹かと思った。………胸にしては……なんか貧相で………Bカップ?」





「ほんとに黙れぇぇえええ」そーだよ。そーですよ!おっぱい……というよりちっぱいですよ!!




悪かったな……




腹じゃねえよおバカ。






もうっ!やっぱりももちゃんなんて大っ嫌い!





パピー、マミー……やっぱりこんなやつと仲良くなんて出来ない!





泰ちゃん……なんでこんなやつに私の事任せたのよ!こいつが1番あぶねえよ!!!!




一生懸命睨みつけると、ももちゃんは面白おかしく笑った。

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