第33話
私は彼を押し倒すと首を絞めた。
「み…なみ…」彼は私の名前を呼んだ。
彼がどれだけ苦しそうな顔をしても私はその手を止めることはなかった。
「ごめんね…私のせいで。」そういうと彼は朦朧とした意識で私の頬に触れた。
そして、その手はボトッと音を立てて床に落ちた。
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