第79話

「昨日の覚えさしたとこなのになあ、才能あるよ、陽向」


「ッ――⋯、も、いや⋯」


「な? 気持ちいいだろ?痛いの」


「そんなわけ、なっ――⋯」


「もうちょいしたかったんだけどなあ、俺が我慢できないわぁ⋯」



煌はそう言うと、私をまたベットに仰向けに寝転ばせた。ベットと肩がふれあい、ズキンと傷口が痛む。その事にピクッ⋯と、体が反応してしまうことを嫌でも分かってしまった。



激痛が走れば、イク。


それをどんどん記憶していく私の体。




足を広げられ、煌自身のものが中に入ってくるのが分かった。まるで待っていたかのように誘い込んでしまう私の反応に、煌は満足そうで。


そのまままた肩が痛まないようにと、私の体を起こした煌。さっきの体制に戻り、さらに奥へと入ってくるもの。私は快感を紛らわすため必死に首をふる。

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