第76話
タンクトップの裾から手を入れられ、私は「やだっ⋯」と、その手を押さえつけた。すると反対の手が、肩部分に貼られていたガーゼを上から強く押さえこんできて。
痛すぎて悲鳴をあげる私に、煌は、「物覚え悪いなあ」なんて、不機嫌そうに簡単に言ってくる。
それは抵抗するなということ。
ポロ⋯っと、また涙が出てきて。
タンクトップを脱がされ、生まれたての姿になった私は、恥ずかしくて恥ずかしくて煌の顔が見れずずっと下を向いていた。
口に含まれる胸の先⋯。
含まれた瞬間、体が無意識に仰け反った。
もう初めからイかすことを考えているのか、私の下半身に煌の指が忍び寄る。
「やめっ⋯、動かないでっ」
煌は入口を少しいじると、ゆっくりと中へと入ってきて。
甘噛みされる胸の先頭。2箇所の部分を同時に攻められ、瞬く間に体が熱を持ち震えてくるのが分かった。
初めは焦らすだけ⋯。
「やめて」といいながらも甘い声が出てしまう。ポイントを攻められれば、その声は大きくなっていく。
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