第83話

良かったって······。



「結構イってたし?」


「なっ···」


「連続イキ覚えさせたらヤバそ」



れっ、

ヤバいってなに···!?



「あー、その顔可愛い」


「何言ってるの!」


「俺、真希ちゃんのそういうのすげぇ好き」


「は···え?」



そういうの?



「困ってるっつーの?テンパってる顔」



また、悪魔みたいなことを言う。



「俺の愛情たっぷりのセックスはどうでしたか?」



ほんとに、性格が悪い⋯。


あんなに乱れている私を見て、私がどう思ってるか分かってるくせに。



「もうしないっ!」


「なんで、また誘ってよ。晃貴大好きって」


「誘わない!」


「じゃあ真希ちゃんさわらせて」


「だめ!」




私の悩みは解決したけれど。



また、別の悩みが出てしまい。



「イキまくる真希の顔、1番好きかも」




とりあえず、晃貴の愛情たっぷりのえっちは、しばらく控えることにしようと思いました。









おわり

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