第35話
「真希、腰落とせ」
晃貴がソファに座り、晃貴に跨いでいる私に、無理難題を言ってくる。
「む、無理だよ⋯」
「無理じゃねぇよ、ほら早く」
晃貴の言われた通りにゆっくりと腰をおろし、晃貴のものが私に触れた瞬間、すっごく恥ずかしくなって。
自分からいれるとか、恥ずかしすぎる⋯。
「真希」
晃貴に引き寄せられ、湿った舌で首筋を舐められれば、ビクッとする。
「こ、晃貴⋯、ほんと⋯恥ずかしい⋯」
「できるって」
晃貴の手が、私の腰にそえ。
そこを撫でられれば、ビクビクと体が痙攣する。
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