第83話
朝になり、家を出る。
荒れた家の中を掃除する気力はない。
最低限のご飯と洗濯だけをする。
どうせ掃除をしても、帰ってきたら荒れていることが予想できた。
一度、テレビが壊れた時に中古で買い直したけど、その中古のテレビもまた壊されてしまった。
割れたテレビを処分をするのは面倒で、今度やろうと思っている。
小さな声で「行ってきます。」そう言って家を出た。
帰ってくるのが遅かったこともあり、あまり眠れていない。
2年になってから私の成績はどんどん落ちていっていた。
授業中も眠っていることが多かったり、保健室に行くことが増えた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます