第67話

家に帰るとお父さんがお酒を飲んでいた。




何年もお酒を飲む姿は見たことがなくて、缶のビールがリビングに何個も落ちていてびっくりした。




ソファで目を閉じているお父さんを確認すると、ちゃんと息をしているようで安心した。




しっかりと眠っているところから、今日は起きることはないだろうと思った。




電話が鳴る。




日向だ。





今日も日向の家に行き、キスをする。





彼のため。と言っているが、実際私も喜んでいるのだ。





彼とキスをするとドキドキする。






守らないと行けない存在がいると私は頑張れる。

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