第42話

父の部屋をノックするが声が返ってこない。




「お父さん?」部屋に入ると、机に伏せたまま寝ているようだったり




寝るならベッドで寝た方がいいと思い、肩を揺する。



揺すった体は地面に落ちるように倒れた。




「お父さん!!!」




ガタンと大きな音を立てながら椅子ごと倒れる。





父はピクリとも動かない。






私は動揺して、何度も体を揺する。





大きな音に驚いた茉莉花と春樹が来て、部屋の中の状況を見て固まっていた。




3人で、父を呼ぶが起きない。私は我に返り救急車に電話を呼んだ。




机の上には大量の薬が落ちていた。

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