第22話

女の子の方は、一個上の先輩で学校で吹奏楽部の部長で美人と有名だ。






きっと、彼女と今日はキスをするんだ。





彼は彼女に「キスして」というんだ。





そう思うと切なくなった。





首を振りながら、そんなことを考えるのはやめようと思った。





「バイト、バイト」




今日もバイトがあるから行かなくてはいけない。落ち込んでなんかいられない。




そう思いながらバイトに急いだ。




今日は金曜日のため混んでいる。毎日バイトをしているため、くたくただ。




バイトが終わると、賄いを食べて家へ向かった。




きっと今日は連絡はないんだろうな。と思いながら携帯を見る。





バイトもあって疲れているし、夜に行くのは大変だけど、いざ行かなくて良いとなると寂しい。

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