第9話

授業が終わるといち早く教室を出て、バイト先に向かう。




学校の近くにある大型商業施設の中にあるレストランでバイトをしているからだ。





沢山働くため、学校が終わったらすぐにシフトを入れているため、時間がないのだ。




走りながら、向かうと日向の姿が見えた。




「リリちゃん!今からバイト?」




「うんそうだよ。日向は?」




「もう、帰る。リリちゃん今日も来れる?」




バイトが九時に終わるため、その後によると遅くなってしまう。




「バイトがあるからなぁ・・・どうしても寝ることができなかったら電話して。」




そう言うと、シュンとしながら



「わかった・・・」と答えた。




私は「じゃあね、バイト行くから。」と手を振ると、彼も手を振ってくる。

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