第67話
「ああ、考えてなかったな、雨か·····」
「もし転んで怪我でもすれば·····」
「心配してくれてんの?」
「そりゃ·····しない方が·····おかしいですから·····」
本当に、まずい·····。
このままじゃダメだ。
当たり前に、なってしまう··········。
次の日、やっぱり朝から大雨だった。
時々パラつく雨に変わるけど、止む気配は無くて。
「お姉ちゃん?」
もうすぐ8時。
まさか、待ってたりしないよね?
「お姉ちゃん?」
この雨の中?松葉杖で?
「おーい」
傘をさせば、転ぶかもしれないのに?
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます