私の事をおばさんと言ったお礼は、きっちりさせてもらうから。

「意味わかんないし⋯っ！行こ！」

「今逃げたら、警察に通報するわよ」

「はあ!?」

「今なら見逃してあげる。捕まりたくなかったら、もう行きなさい。これ以上面倒かけるな」

「なんなのよ！ちょっと昴っ、このおばさん⋯」

「払えるのね？前科がついてもいいのね？じゃあ今から通報します。そこ動かないでね」

「なんなのよっ、知らないわよ！クソババア！！」

怒って去っていく馬鹿な女を見ながら、勝った！と、心の中でガッツポーズ。

馬鹿な女。

男女の付き合いなんか

親の公認があれば、大丈夫なのに。

18歳未満の子供に手を出したら、捕まるなんて。そんなの世の中ほとんどの奴らが捕まってるわ。

ちゃんと勉強しろ、馬鹿女！

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

新規登録で充実の読書を

マイページ: 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる; 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める; フォローしたユーザーの活動を追える
通知: 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴: 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい