第57話

⋯呑みすぎた。


この後用事があるという絢香と別れ、少しふらふらになりながら、繁華街の方から駅へと向かう。



何杯のんだっけ⋯

ビール2杯と⋯、チューハイ3杯⋯。

今日はもう家に帰って寝ようと、絶対明日は二日酔いだと思っている時、私の足は止まった。



1度見ると、なかなか忘れられない容姿をしている男⋯。



ふらふらする頭で、ああそういえば、初めて見かけた時も⋯この近くだったな⋯と、考え。


どう見ても矢島君より年上らしい女性が、矢島君の腕に絡ませていて。

そんな矢島君は、女性に微笑みながら、ホテル街の方へと進んでいるところで⋯。




も、 ほんと⋯⋯、お盛んなこと⋯。

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