第41話

「や、やめてっ!!」


唇が離れ、顔を横に向け、

必死に叫ぶけれど離してくれない。



「うっせぇな」



逃げる私を押さえつけ、制服のシャツに手をかけてきた。




「イヤッ、誰かっ!!」



暴れてるのに、大きな声を出しているのに、

晃貴は手を止めようとしない。



「マジで黙れ、うっせー女嫌いなんだよ」


「やだっ!」



弾け飛ぶボタン。

破かれるシャツ。


そこから見える下着も、引き剥がれそうで。



「もっと嫌がれ、けど喋んな」


「やだぁッ!!」




ほとんど上半身裸の状態で、晃貴が私の上に乗る。二人用のソファのため、私の足が外に出ていて。


上にのっている晃貴は、そのまま私の腕を片手で押さえつけた。

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