第41話
「や、やめてっ!!」
唇が離れ、顔を横に向け、
必死に叫ぶけれど離してくれない。
「うっせぇな」
逃げる私を押さえつけ、制服のシャツに手をかけてきた。
「イヤッ、誰かっ!!」
暴れてるのに、大きな声を出しているのに、
晃貴は手を止めようとしない。
「マジで黙れ、うっせー女嫌いなんだよ」
「やだっ!」
弾け飛ぶボタン。
破かれるシャツ。
そこから見える下着も、引き剥がれそうで。
「もっと嫌がれ、けど喋んな」
「やだぁッ!!」
ほとんど上半身裸の状態で、晃貴が私の上に乗る。二人用のソファのため、私の足が外に出ていて。
上にのっている晃貴は、そのまま私の腕を片手で押さえつけた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます