第19話
どうも?
誰?
この学校に入学してから見慣れた金髪。
だけど私の知り合いに、金髪の男なんていないはずで。
「薫の知り合い···だっけ?」
そう言って穏やかに笑いながら、「体調は大丈夫なの?」と私の目を見ながら聞いてきた。
そこでようやく思い出す。
昨日、薫の後ろにいた友達···、確か聖と呼ばれていた···。「先に行く」と言ってどこかへ行ったような?
「あ···、うん」
「良かったね」
またにこりと笑った聖は、「じゃあ、また」と足を進めようとして···。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます