第82話

これ、いつ終わるの⋯?と。泣きそうになる。



この気持ち悪さが、建物にいた時じゃなくて良かったと思っている時、この3日間で3キロ体重が落ちた私の背中を撫でる魁輝が、「世那呼ぶわ」と言ってきて。





それを否定しなかった私は、つわりの恐ろしさを舐めていたからかもしれない。

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