再会
第51話
私って監禁されてたよ…ね?
なのに…
「こんなの監禁って言わないでしょ…」
いつの間にか広がる部屋の中は綺麗に整って、お高いマンションの一室みたいな部屋になっていた。
「あ、おはよう。薫。この部屋良いでしょ?気に入ってくれたかな」
「…監禁部屋のイメージはぶち壊してる部屋ね」
「あんな監禁部屋に薫はいさせられないよ。絶対ダメ」
監禁の意味わかってんのかな、この人。
それから監禁生活とは想像もできないどっかのお嬢様かってくらいの生活だった。
「ねぇ、薫ちゃん何が欲しい?僕にできるなら何でも用意するよ」
「何もいらない。なんでもくれるって言うなら私を解放してよ」
「んー、それは無理かな」
だろうね。リーダーに見つからないのはいいけど、外に出れないのは嫌だなぁ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます