第5話
「カメちゃん、カメちゃん、クマさん連続失踪事件から半年、未だに何の手がかりもなしか・・・
これはやはり鬼の仕業か、誰か鬼ヶ島まで鬼退治に行く勇者はいないか?」
「十津川警部、僕に行かせてください」
「ウシャギさん行ってくれるか、一人で」
「はい、えっ一人?あーはい行きます」
「おぉ、それではこれを持って行くがいい、キビタロウ印の桃団子、きっと役に立つはずじゃ」
「えっ、はい・・・」
「よし、今日からウシャギモモタロウと名乗るが良い、そしてわしが男署副署長十津川平八である」
「えっ、はい・・・
ほな行って来ます・・・」
(うわっえらいことになってもうてる、今更ここにいるとか言いにくいな・・・なんとかウシャギさんより先に鬼ヶ島に行くしかないか・・・)
第一部 完
かけっこっこ カサネこ @kasaneco
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます