第59話

食べ終わり家へと帰る。



なにせ私、ギックリ腰ですから……。



夏休みで、キャハーッ!!なJKにはなれないんですよーーーーーーーっっ。



というわけで、コンビニでお菓子やジュースを補充して……。





宿題をします。




え?



何故かって?



ギックリ腰でもJKですから、私。



たんまり宿題が出されているわけでありまして……。



いえ決して私だけが、たんまり出されてるわけではないんですよ?




「おい、さっきから一人で何ブツブツ言ってんだよ」



「あたしはそんなに出されてない」



「!!??ぬぇっ!?嘘だろ、オィイイイッ!!」




えっ!?


あたしだけ!?



あたしだけあんなに多いのっ!?




「イオリーッ!!」



「うるさいっ!!店の迷惑だろうっっ、このアホぅ!!」



「アホぅ!?あたしがアホぅならお前もだろーがぁっ」




成績はどっこいだろー!!




「あ?やんのか、コラ」



「上等だ、お?」



「あ」




コンビニの中で、喧しくケンカをするあたしとイオリ。



慣れてるので放置する春樹。



カゴにお菓子を放り込んでいた春樹が突然間抜けな声を上げた。

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