第23話
ファミレスに入って行くと店員に窓際の席に案内をされる。
店内を見回したが、あの女の姿はなかった。
夜の10時のファミレスは比較的空いていて、客はまばらにいる程度だった。
注文をとりにきた店員にコーヒーだけ頼み、視線を窓の外に向けた。
窓には、明るい店内が映っていて、様子がわかる。
しばらくすると、注文したコーヒーを持ったあの女が近づいて来た。
「ご注文は以上でよろしいですか?」
「…ああ」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます