第14話
それから2日経った日曜日。
家でまったりとしているあたしのところに、上機嫌のシュウから電話がかかってきた。
『解決した』
「よかったね。それで、脅したの?」
ベッドに寝っ転がっていた体をお越しながら尋ねる。
『脅した。どうやら、薬をやっていることがバレるとヤバいらしくて、顔を真っ青にしながら逃げてった』
「ふぅん。まあ、よかったじゃん」
興味なさげに相づちを打つと、電話の向こうで、シュウが何やら考え込むような気配が伝わってきた。
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