第30話
「…それで、なぜ私がここに来なきゃいけないかは、美香にもわからないということね?」
まったく無責任な能力なんだからっ!
『そうゆうこと!ところで何か変わったことは起きてないの?』
美香の声に七瀬は青く光る店内を、さっと見回す。
すると、5メートル程離れた暗がりにいる男と目があった気がした。
さっと視線を逸らし、正面にある棚に置いてある酒のビンに視線を向ける。
心臓が激しく打っていて、音が聞こえそうな気がする。
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