第28話
「美香、どうしたの?」
『ごめん、飲みに行けなくなっちゃった』
ごめんと言うわりには反省してない美香の明るい声に、七瀬の眉がひそめられる
「ちょっと、どうゆうこと?」
少し怒った声で電話に向かって言うと
『七瀬はもうBARにいるよね?すぐに帰ったりしちゃ駄目よ?』
美香の声に七瀬の能力が反応して、美香が最初から待ち合わせに来るつもりがなかったことがわかった。
「…予知視…したのね?私の事!」
小声で叫ぶという器用なことをやりながら、七瀬がイライラを爆発させた。
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