第4話
梨花「ここがウワサの◯◯高等学校!噂にも聞いてたけど、
偏差値も私達とは格が違うんだよな〜」
うおっ、流石、梨花。そこは調査済みなんだ。
というか、誰を探してるんだ〜。
懐かしい。前は、こんなに広い場所だっけ?
梨花「でも、お目当ての君はいなんだよなー。
絶好の機会なんだと思ったんだけどな〜」
◯◯『ストローを口に噛みつかない。後、終わったら、
ちゃんと付き合ってよね‼︎』
梨花「分かってるってば。いつものアソコでしょ?
というか、◯◯?不機嫌っやばw。
そんなにしたら、いつもより眉間にシワになるよ?」
◯◯『悪かったわね。で、いつまでここにいるの?
私、ここ楽しくないんだけど……。』
梨花「アレでしょ?思い当たる事でもあるんでしょ??」
『………いつ気づいてたの?』
頭に腕を伸ばしながら、顔を合わせないように。
梨花「まあね、最初さ、覚えてる?妙に、◯◯は、
礼儀正しそうなどこかのお嬢様が
うちのクラスに来るって噂だったんだよ。」
『また、噂……。』
梨花「ウワサは意外と広がるもんだよ?
正義感良くて、自分にも他人にも厳しくて、
周りから親しまれるようになってさ、今ではうちの学校のまd((」
口をつぐんだ。
◯◯『どこのだれが人気者よ。別になりたくて、なったんじゃない。』
梨花「じゃあなんで?◯◯は毎度、私達の学校が
テスト期間中、先生たちがさ、この学校を中心に出されてたじゃん?
上手くいけば、この学校にも行けたんじゃないの?
せんせい?すっごい心配してたよ。親御さんの件もあったから。
もしかしたら、ここになにか行きたくない理由でもあったんじゃないかって。
昨日、親御さんから頼まれたよ〜?」
◯◯『りか??』
梨花「親御さんとは仲が悪いのは知ってる。その度に抜け出して、
お嬢様から脱出したいって言ってくれた時は、
どこか似てるって思ったの。お嬢様キャラ……早く抜け出せるといいね?」
◯◯『うん。でもさ……』
〇〇が喋り出すと、何処から出したのかわからない
キャンディーを〇〇に突っ込んだ。
梨花「無理って言ったらさ。無理なんだよっ!
いつまでも殻にいると後々大変だよっ!
まっ!この梨花さまに任せて!(ニコッ)」
〇〇『うん』
??「お、じょ、う、さん?
この学校じゃないけど初めての方かな??」
すると、2人が話している側に、
聞いた事がない声で話しかけられた。
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約束 @rushia1004
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