第50話
周りから見れば、イズミは俺の弱みになってしまうのかもしれないが…
そこまで考えた時、急にイズミの顔が見たくなった。
テーブルの上に置いてある携帯を手に取り、イズミにメールを入れる。
一分もしないうちに返事が返ってきた。
《夜マンションに行くよ。祐樹に会いたい》
その返事に口元を緩めた時、突然部屋のドアが大きな音をたてて開いた。
「祐樹っ!」
息を切らして入ってきたのは、幼なじみであり親友とも言えなくもない暁人(あきと)だった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます