第7話

「もうっ、そんなことばっかり言って!ツバサも彼氏を作ればいいのに……。美人なんだからさ」



晴香はサラダをつつきながら、もう何度目かになる話題を振ってきた。



「はいはい」



あたしは適当に相づちを打ち、こちらも何度目かになる返事を返した。



「そのうちね」



そんなあたしの返事に晴香は不満げな顔をした。



「そのうちって?」

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