第Ⅰ章 第43話
「分かった。闇の精霊騎士達の対応はこっちで考えておこう。二人を精霊騎士【フェアリーナイト】の本部に連れて行ってあげて、後は一通りの説明も頼んだ。それが終わったら寮に返して良いからね」
アーサーはそう言った。
「じゃあ、行こうか、沙織ちゃんに優音君」
シャルロットさんは、私と優音を有る場所に案内した。
「ここが、精霊騎士【フェアリーナイト】の本部ですか?」
私がそう聞くと、「ええ。ここが精霊騎士【フェアリーナイト】の本部よ。ここでは、精霊を保護したり、闇の精霊騎士団の討伐が主な仕事なのよ。それとこれを二人に支給しておくわね」
そう言い、シャルロットさんが私と優音に渡したのは、エンブレムだった。
「これは、精霊騎士【フェアリーナイト】のメンバーである証。これが有れば、対応も処遇も変わるわ。大事な物だから失くさないでね」
シャーロットさんはそう答えた。
「分かりました」
私はそう言い、制服に付けた。
「当分の仕事は、この学園での違反者や侵入者の取締が主ね」
シャルロットさんはそう言った。
「それじゃあ、ご苦労様。今日の用事は終わったわ。明日から定期的に生徒会に来て欲しいわ。暫くは精霊祭の事で忙しくなると思うから覚悟して置いてね?」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます