第Ⅰ章 第42話
私はアーサーさんにそう聞いた。
「別の事・・・?もしかして、彼等がこの学園に忍び込んだ事?」
アーサーさんはそう聞いた。
「はい。彼等がこの学園に忍び込むなど、容易ではありません。それに彼等の本当の狙いが何なのか分からない限り、また、闇の精霊騎士達は、この学園内に忍び込む事を考えるでしょう。
そうなれば、この学園の精霊行使の禁止項目を変えないとならないと思います」
私は、臆せずにアーサーさんにそう発言した。
「アーサー、確かに、姫宮さんの言う通りだと思う。姫宮さんが対処したあの闇の精霊騎士達を再度、問い詰めるしかない。彼等の狙いが何なのか分からないと、この学園の生徒がまた闇の精霊騎士に襲わるれ可能性が出て来ると思う」
そう答えたのは、シャルロットさんだった。
「確かにな。その事は調べなければならないな・・・。確かに姫宮さんの言った事も考えておかないとな」
アーサーさんはそう答えた。
「精霊騎士【フェアリーナイト】の仕事も、こっちに関連してくるからな」
アーサーさんはそう答えた。
精霊騎士【フェアリーナイト】は生徒会のメンバーで構成された騎士団である。精霊騎士【フェアリーナイト】は闇の精霊騎士の討伐、精霊の保護などを行う騎士団である。
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