第Ⅰ章 第3話

「おはよう、優音」

私は優音に挨拶した。


すると「おはようございます、沙織様、アオトさんに、ウィンさんも」

そう挨拶して来たのは優音の精霊の一人・アカツキだった。「おはよう、アカツキ君」

私は、彼に挨拶をした。


「おはようございます、沙織様、アオトさんとウィンさんも」

そう言ったのは優音のもう一人の精霊・ヤミさんだ。「ヤミ君もおはよう」

私はヤミ君にも挨拶をした。


優音も2体の精霊を契約している。

彼には妹がいる。彼女も二体の精霊と契約している。


すると「おはよう、沙織、優音さん」

そこに現れたのは、私と優音と同じフェアリネス学園の1年生で同じクラスで、私の幼馴染の雪代桜と緋村沙羅、桜と契約している精霊・アカネと沙羅と契約している精霊・アクアだった。桜と沙羅は、優音とも顔馴染みである。


「おはよう、桜、沙羅、アカネとアクアちゃんも」

私は二人と二人の精霊にも挨拶をした。「おはようございます、沙織さんに優音さん、アオトさんも」

そう言ったのは、アクアさんだった。


アクアさんは、アオトと同じ水属性の精霊だが、水属性の精霊の中でもアオトの強さは突出していた。勿論、ウィンもその類ではない。だから、アクアさんは、アオトの事を尊敬している。


「そろそろ行きましょう?お姉様」

そう言ったのは、ウィンだった。「そうね」

私はそう答え、私達は、寮から出た。


寮から出て、一分で、校舎が見えた。

フェアリネス学園の校舎と寮は、お城の様な壮大な作りで、お城の様な外観をして居る。

私達は、校舎に向かった。


教室に向かうとそれぞれの席に着いた。

この学校のカリキュラムは、かなり特殊で、午前は、座学の授業がある。


勿論、精霊も契約者の学生と共に座学の勉強をする。


午後は精霊を使った実習が主である。

勿論、この学校には規則もある。

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