Criminal Malice seasonⅡ

第Ⅰ章 第27話

さっき、怒りの余りに黒峰に言い放った事か・・・。

ああ、紛れも無い事実だ。さっき、紫桜から聞いた未解決事件の麻薬事例と似た事件が前に起きた。その事件は、当時、黒峰が麻薬入りの紅茶を女性を標的として、売っていたんんだ。麻薬取締部が黒峰組に摘発に入った時は、あいつらは証拠隠滅を図ったんだ。多分、その証拠隠滅の際に鳴海優雅に紅茶入りの麻薬を売り裁いた可能性が非常に高い」

恭哉は私の質問にそう答えた。

「つまり、鳴海がそれを、その事件の被害者に売ったって事だよね？」

私は恭哉にそう質問した。

「ああ、その事実が本当なら、その可能性は大きいだろうな」

私の質問に恭哉はそう答えた。

「とりあえず、戻って色々と報告をしないとな」

恭哉はそう言った。「そうだね」

私はそう答えた。

私と恭哉は黒峰弁護士事務所を出て、パトカーで、警視庁に戻った。私と恭哉は、警視庁捜査一課のオフィスに戻った。

「ただいま戻りました」

私はそう言った。

「お帰り、逢坂、霧島。早速で構わないが、報告を頼む」

佐々木課長は私と霧島にそう聞いた。

「では、俺から報告させて頂きます。まず、黒峰は鳴海優雅に麻薬を卸していた事は課長もご存知ですよね？」

霧島は佐々木課長にそう聞いた。

「ああ、前に聞いた事があったな」

佐々木課長は霧島にそう聞いた。