第Ⅰ章 第19話
「・・・・・」
恭哉は絶句していた。
すると「・・・はぁ、本当、そう言う所は優さんに似ているな。それにつくづく、優さんの娘さんだと実感するよ。確かに、優姫は一度決めたら、梃子でも動かないのは知ってるよ。
・・・分かったよ、優姫を連れて行く。だけど、俺の言う事を護ってくれ。あそこは、本当に危険だから」
恭哉は私の嘆願にそう答えた。
「分かった。ありがとう、恭哉」
私は恭哉にお礼を告げた。「お礼は良いよ」
恭哉はそう答えた。
「なら、戻って、課長に報告して、黒峰の所に行く許可を貰いに行くか」
恭哉はそう言った。「うん」
私はそう答えた。
私と恭哉は厚労省を後にし、私と恭哉は警視庁に戻った。警視庁に戻り、警視庁捜査一課に戻った。
「お帰り、逢坂、霧島」
そう言い、私と霧島を出迎えたのは、佐々木課長だった。「ただいま戻りました」
私はそう答えた。
「それで、麻薬取締部で聞いた事を報告を聞こう」
佐々木課長はそう答えた。
「分かりました。俺から説明します。俺の知り合いの麻薬取締部捜査課の課長・京極紫桜から未解決の麻薬事件の概要を聞きました。その事件は鳴海が麻薬が調合した紅茶を倉田梓と相田京子に売りさばき、2人が麻薬の副作用で亡くなり、もう一人、朝比奈玲奈と言う女子高生にもその紅茶を売り、飲んだ彼女は、重篤になったそうですが、その1年後に麻薬の被害で亡くなりました。
鳴海は被害者3人が紅茶を飲むのが好きな事を知っていて、それを悪用したと考えられます」
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