52話
私と霧島が、取調べ室を出たのは、夜の7時過ぎだった。
「お疲れ、霧島」
私は霧島にそう言った。
「お疲れ様です、先輩」
霧島はそう言った。
「貴方って凄いのね・・・。流石は霧島警視総監の息子さんね」
私はそう言った。「いえ・・・。俺の事より、先輩の方が凄いですよ」
霧島はそう言った。
「そんな謙遜をしなくて良いわ。貴方、プロファイリングも観察眼も凄いのね・・・。驚いたわ」
私はそう言った。
「いえ・・・。俺は、昔に培った知識を生かしているだけですよ」
霧島はそう答えた。「それが出来るから凄いのね」
私はそう言った。「かもしれませんね」
霧島はそう答えた。
私と霧島は、捜査一課のオフィスに戻ると佐々木課長が居た。
「お疲れ、逢坂、霧島。自供は引き出せたか?」
佐々木課長はそう聞いた。
「はい。これから、報告書にして、提出致しますね」
私はそう言った。「ああ・・・。頼んだ、逢坂」
佐々木課長はそう言った。
私は暫くして、報告書の制作をしていた。
暫くして、私は報告書を書き終えた。
「課長、こちら、今回の事件の件での報告書です」
私は、課長にそう言い、報告書を提出した。
「確かに受け取った。逢坂、ご苦労。差し当たって、聞くがこの後の予定はあるか?逢坂」
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