第25話
そう言ったのは霧島だった。
「刑事さんの仰る通りです」
雪菜さんはそう答えた。
「そうですか。最後にもう一つだけお聞きしても構いませんか?」
私は雪菜さんに聞いた。
「はい」
雪菜さんはそう答えた。
「裕也さんは何時頃から雪菜さんや貴女の母親に暴力を振るい出したんですか?」
私は雪菜さんにそう答えた。
「すみません。そこまでは、分からないですね」
雪菜さんはそう答えた。
「そうですか・・・。分かりました。お話を聞かせて頂きありがとうございました」
私はそう答えた。
「いえ。お力になれず、申し訳ありません」
雪菜さんは私にそう答えた。「いいえ、お気に為さらずに」
私と霧島は玄関に向かった。
「また、お話を聞きに来るかもしれません。その際は、捜査協力にお願い致します」
私はそう言った。
私と霧島は、廣瀬家を後にした。
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