第19話
「分かりました」
古賀さんはそう答え、私と霧島は広告代理店を後にした。
私と霧島は一度、殺害現場のマンションに戻り、近くに停められていたパトカーに乗り込み、さっき、広告代理店で教わった、廣瀬と言う男が住む住所まで、走らせた。
「先輩、ここですね」
霧島はそう言い、運転を止めた。ここまでの運転は霧島に任せた。私も年齢は20を超えているが、余り、車を運転する事が少なかった。
「運転、ありがとう。さて、じゃあ、行きましょうか」
私はそう言った。「はい」
私と霧島は車から出ると、そこには廣瀬の表札が立てられていた。私と霧島は、インターフォンを鳴らした。
すると『はい。どなたでしょうか?』
女性の声がした。「初めまして、私は警視庁捜査一課の刑事・逢坂優姫と申します。こちらは、廣瀬裕也さんの自宅で間違いありませんか?」
私はそう聞いた。『ええ、そうですが・・・どの様なご用件でしょうか?』
女性はそう答えた。「実は、廣瀬裕也さんの事で色々、お尋ねしたい事があって、こちらに参りました。中でお話をお尋ねしても構いませんか?」
私はそう聞いた。『・・・分かりました。どうぞ、お入り下さい』
女性はそう答えた。
私と霧島は、門扉を開け、中に入った。「どうぞ」
女性はそう言った。「では、失礼致します」
私はそう言い、家の中に入った。霧島も私と同じく家の中に入った。
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