第14話
「ああ。構わない」
佐々木課長はそう言った。
「なら、行くわよ、霧島」
私は部屋に居た霧島の名前を呼んだ。「はい」
霧島は、そう言った。
私と霧島は、黒崎さんと雪代さんが勤務している広告代理店に向かった。
広告代理店は、黒崎さんが殺害されたマンションから物凄く近い場所にあった。
「ここね、行きましょうか」
私はそう言った。「はい」
霧島はそう言い、私は霧島と共に、ある一角のオフィスビルに向かった。
オフィスビルに入り、直接、古賀広告代理店に向かった。
エレベータに乗り込み、エレベータから、降りて、古賀広告代理店に入った。
「あの・・・どちら様でしょうか?」
古賀広告代理店の女性がそう言った。
「こんにちは、私は警視庁捜査一課の刑事・逢坂優姫です」
私は警察手帳を出し、そう言った。「同じく警視庁捜査一課の刑事・霧島恭哉です」
霧島も警察手帳を出し、そう言った。
「け、刑事さんが何故、こちらに?」
女性は動揺しながらそう言った。
「実は今朝方、こちらに勤務していた黒崎香恋さんが殺害された件で、こちらに参りました。ここの代表を呼んで頂けますか?」
私はそう女性に言った。
「わ、分かりました・・・」
女性はそう言い、暫くしてから、私達の元へ、一人の女性が現れた。
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