第38話

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しかし、どんなに憂鬱になろうとも放課後はやってくるわけで。




とにかく泣かないように気持ちを落ち着けて公園に向かった。




公園につくと珍しくすでに修一がいていつもと変わらぬ様子で手を振ってきた。





「久しぶり」




「……久しぶり」




1ヶ月ぶりに聞く修一の声に早くも涙腺が緩む。




「話って言うのはさーこれなんだけどな」




そう言って某少年漫画のあるページを見せられた。




「これ?」




振られるって思っていたから全く関係ない話題で少し安心した。




「そ。よーく見てみ?」




言われたとおりよく見てみて見つけたそれにあたしは弾けるように顔をあげた。




「修一、やったじゃん!」




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