第10話
そうこうしていると時人先輩はゲームを終えていた。
倒した枚数は3枚。
「あかんわ、久しぶりにやったら変なとこばっか当たってもーて全然倒せへんかった…。次、お前の番やけどどうする?勝負する?」
「勝負します!あたし勝つんでご褒美の内容考えといてくださいね!」
「めっちゃ自信あるやん。まぁ、一応考えとくわ」
時人先輩からご褒美をもらうため!と気合を入れて望んだゲーム…結果はなんと5枚!
運良く二枚一緒に倒れたりしたおかげであたしは無事勝利を手にした。
「すごかったな~正直2枚一緒に倒したときはおおっ!ってなったわ!お前意外とコントロールええねんな」
「えへへ…。あたしも一応勝つとは言いましたけど本当に勝てるとは思ってなかったので自分でもびっくりしてます」
「そーなんや。そっちが勝ったことやしご褒美あげなあかんな」
「今くれるんですかっ?」
「いや、帰りにあげるわ。それまではお楽しみや」
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