第5話

うわ~どうしよう、大好きな時人先輩から遊びのお誘いがくるなんて嬉しすぎる。



あたしは高鳴る胸を押さえながら「私も行きたいです」と返信した。



そこからは遊ぶ日や待ち合わせ場所を相談しあってたんだけど、気づけば話題が移っていて夢見ていた他愛ない会話ができた。



時間にすればたったの数十分のやりとりだったけど、あたしにとってはとても長くて素敵な時間だった。



少し他愛ない話をしただけで、今まではどこか遠く感じていた時人先輩がぐっと近くに感じた。



大好きな人とのLIMEって本当に楽しい。



さっきまであんなに悩んでいたのが嘘のように、あたしはニヤニヤしながら時人先輩とのLIMEを楽しんだ。

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