第4話

「もー…こんな時に誰~?今は時人先輩のことで頭が……えっ!?!?」



あたしは画面に表示された名前を二度見した。



「…時人先輩」



何度見てもそこには時人先輩の名前がある。



まさか時人先輩の方から連絡をくれるなんて!



驚きすぎて状況が飲み込めないんだけど!!



っていうか嬉しすぎてどうにかなりそう!



あたしは勢い良くベッドから起き上がって先輩からのメッセージを確認した。



そして、その内容に私は家中に響くような声で叫んでしまった。



「わわわわわ…!う、うそでしょ!?いきなりデートのお誘いなんて…」



時人先輩からのLIMEは、二人で駅の近くにある色んなスポーツが楽しめる施設に一緒に行かないか?という内容。



私が考えてた恋人のようなデートとはちょっと違うけど、二人で遊ぶんならそれもデートってことだよね!?

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