第4話
…これは一刻も早く部室に向かわなければ。
そう思いながら、メッセージに返信することなくそっと鞄の中にスマホをしまった。
「はい。では、そういうことだからね! この時期になると高校生活にも慣れてきてだらけだす生徒が多いから、さっき言ったことはきちんと守るように! 今日はこれで終わります。日直、号令よろしく」
やった! やっと終わった!!
号令が終わるやいなや教室を飛び出した。
「ちょっと亜衣! そんな走ったら危ないわよ!」
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